2016年1月6日

買うと下がる相場の仕組み、とは?

価格が急上昇したりすると

おいていかれまいと、飛びつきたくなるのが

人の本能ってものです。

急上昇してるという事は、多くの人が

買い注文を入れているということですね・・・

それなのに、自分が買った瞬間に下がる。

そんな経験、何度もあると思います。

 
ここで少し考えてみてください。






 
買い注文が約定したという事は

誰かの売り注文を、あなたが買ったという意味なのです。

 

当たり前のことなのに、多くの人があまり考えない

非常に重要な事実なのです。

 

誰かの売りを、あなたが買った。

 

このまま上がると思っているあなたとは逆に

ここから下がると思っている誰かがいる。

だから取引が成立し、約定されるのです。


どちらが正しいのか・・・
 

 
相場とは95%の人が負けている世界です。

そして正しいのは、いつも少数派です。

 

一般大衆と同じ考えでは負けるのです。

「上がると思ったから買った」という

感情まかせのエントリーでは勝てないのです。

 

バンドワゴン効果といって、

一般大衆はどうしても上昇の最後を買わされます

買ってしまうんです。

 

ふつう、上昇トレンドの始まりというは、

一般大衆は怖くて買えません。

 

上昇トレンドの始まりというのは、後になってから分かります。

「押し目」や「Wボトム」なども、形成中は下落だからです。

 

そこで買いを入れている人達がいる。

いわゆる少数派です。

何らかのルールに基づき、相場に入ってきます。

 

そして価格が、順調に上昇をしていき

買い注文が沢山入り、さらに上がっていく。

 

上昇トレンドの始めに、買いで入った少数派も

誰かに売らなければ、利益は得られません。
 

一般大衆と呼ばれる人は、ここで買いたくなるのです。

少数派が売りのタイミングを計り始めた頃に・・・

 









そして

自分が買った瞬間に下がる。

と、なるのです。

 

あなたが買ったものは、誰かに売らないと利益になりません。

では誰に売るのか・・・

 

買う人がいなければ、価格は下がります。

下落が加速して「もうだめだ」と損切りをした瞬間

その時まさに少数派が買いを入れるのです。

 

相場というのは、このバンドワゴン効果を

延々と繰り返して成り立っています。

 

自分が買うと、なぜか下がる。という人は

感情的なエントリーをやめ、ルールを作る事です。

誰もがチャンスと思う場面は、チャンスではないのです。

 

少数派になることを意識するところから
 
あなたのトレードは、少しづつ変わります。

 

トレードは考え方!

考え方が変わればトレードは変わります^^