2016年2月5日

確率で考えるトレーニングとは?


確率で考えるクセとは、大数の法則を知ること。

そのための簡単で強力なトレーニングを紹介します。


大数の法則を、腹の底から理解するのに

必要なものは、サイコロだけです^^


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
サイコロの「1」が出る確率は6分の1。

「3」も「6」も出る確率は6分の1です。

6分の1、つまり16.7%の確率。

頭では、誰もが分かる簡単なことですが

実際サイコロを100回振ってみると

16,7回出るはずの「1」が

20回以上出たり、10回も出なかったりします。

 

これはトレードに置き換えると

予想外の連敗や連勝を意味します。

 
しかし面白いことに200回、300回と続けると

限りなく16,7回に近づくのです。

回数が多ければ多いほど、大数の法則が作用し

確率の数字が信憑性を増してきます。

 

下の表は、僕が実際にサイコロを1,000回振った記録ですが

100回ごとに1から6の出た回数を記録し

最後に、その合計回数が記してあります。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
100回毎ではバラバラの数字が

1,000回繰り返してみると

最終的に6分の1(約167回)に収束しています。

大体500回振ると、この数字になるんです。

 

そして、ここからが重要なんですが

この結果が出るまで、「1」が5回連続で出たり

ずっと出なかったりすることもあるんです。

 

トレードに置き換えると

ルール通りやっているのに5連敗

というのもあるという事ですね。

 

ここで別の手法に移ったりすると

一からやり直しということになるんです。

検証して統計に基づいた手法ならば

連敗しても慌てることはないのです。


資金配分が大切なのは、ここに通じるのです。

資金管理とは連敗に耐えられる資金配分をする事なんです。
 


 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去チャート検証が大事とか

資金管理が大事だとか

ルールを守る事が大事だとか

 

全て確率論的思考からきているのです。

 

ただサイコロを振るだけで・・

ルールを守る重要性が理解できます。

これは、実際にやって体感してください。

 

腹の底に落とし込んだ時、

あなたのトレードは変わりますからね^^

 

 



トレードは考え方!


考え方が変わればトレードは変わります^^