久々に見ました。これ。
相田みつをさんの作品は、根本に禅の思想があるのか
奥深いものが多いですよね。
これはトレーダーとして激しく共感できます^^
分かっちゃいるけど、やってしまう。
もう一人の自分が勝手に動く。
どうしてもエントリーしてしまう。
連敗すると回数が多くなる。
トレーダーあるある。
なぜ、こんな事をしてしまうのか・・・
人(動物)というのは本能的に変化を嫌い、
生きるために現状維持をしようとする。
暑ければ汗をかき、体温を下げるように
ホメオスタシスという現状維持機能が
身体を元の状態に戻すよう働くらしい。
そしてこれはトレーダーにも当てはまってしまう。
相場を勉強していく過程で、誰しもが必ず
長く勝てない期間を経験するが、資金管理ができていれば
かなりの確率で生き残る事が出来る。
スキルを身につけていく段階でも、負けトレードは必ず経験し
何が正しいのか分からなくなる時期もあるし
上手く積み上げた利益を、感情のコントロールに失敗し
全て吐き出す経験もする。
それでも生き残り、少しづつトレーダーとして成長する。
大体ここまでに、5年くらいの歳月を費やす。
長い期間かけて、トレード技術は確実に向上しているが
それまでに勝ちトレードの何倍も負けトレードを経験する。
それでも資金管理がしっかりしていれば
相場に生き残ることができている。
潜在意識の現状維持機能は
生き残っている=そのやり方でOKと認識するので
どんなに勝ちトレードを積み上げても
それより少し多い負けトレードをする
という行動パターンを繰り返すために
ホメオスタシスが機能してしまうのだ。
今の現状に満足していようが、してなかろうが
今までの行動パターンで現在生き残れているわけだから
潜在意識的には、正しい行動パターンなわけだ。
勝てるトレーダーに変化しはじめると
元の状態に戻るよう、潜在意識が働きかける。
今のままが一番安全だと現状維持しようとする。
この状態をブレイクするには
意思のチカラでは到底ムリ。
効果的な方法は、
長くなったので、また今度書きます。