準備に重きをおく

居酒屋でよく言う

「とりあえずビール！」

これ、トレードでやっていませんか？

チャートを開いて

「お、上がりそう。とりあえずロング」って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は初心者のころ、毎回こんな感じでしたが

トレードを勉強しても、この悪癖は出るんです。

その日、はじめてチャートを開いたのに

「お、チャンス。急いでエントリーだ」

・・・・・・

冷静に考えると、アホな話です。

 

チャートを開けばエントリーポイント！

これは神業と言っても過言ではないですね＾＾

本当にエントリーポイントに来ている事もあるが

確率で考えると、そうとう低いはずです。

 

どの分野でも、プロと呼ばれる人は

準備に重きをおき、準備に時間をかけます。

 

料理人は調理の前に、仕込みをします。

スポーツ選手は試合前に、ウォーミングアップをします。

 

本番より準備に時間をかけるんです。

お金を稼ぐためのトレードなら

プロ意識は必要不可欠なんですね。

トレーダーにとっての準備とは

相場の環境認識やシナリオを描くことになります。

 

パッと見たチャートに翻弄されるのではなく

こうなった時に、こう動く。それまで待つ。

この心構えが、ブレないトレードを支えていくのです。

 

 

トレードは考え方！

考え方が変わればトレードは変わります＾＾

 

 

もう一人の自分は喧嘩が強い

それなりの相場知識はあり

トレードルールもある。

資金管理もしっかりしていて

確率というものを理解している。

もうブレイク寸前の状態なのに・・・

なのに、たまにやらかしてしまう。

まるで自分の中に、もう一人の自分がいるかのように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、いるんです。　　もう一人・・・

 

潜在意識に刻まれた記憶がそうさせる。

散々トレードで負けてきた記憶が、そうさせるんです。

要するに、「勝てない状態、あと一歩の状態」を

維持しようと、潜在意識が機能します。

 

潜在意識というのは現状を維持するために

２４時間機能し続けています。

３６℃の体温が、風邪などで３９℃に上がっても

治れば３６℃に戻るのと同じで

大切なあなたを守るために慣れ親しんだ状態を維持するため

２４時間機能するのが潜在意識というやつなんです。

 

潜在意識は善悪の区別なく、慣れ親しんだ状態の維持に努めます。

トレードで勝ち続けられないのは

負ける自分が潜在意識にインプットされているからなんです。

ある時期、利益を積み上げて「最近なんか調子いいなぁ」と喜んでも

潜在意識が、慣れ親しんだ状態に戻すよう機能するんです。

 

「あと一歩」のトレーダーは、連敗の後でトレード履歴を見て愕然とします。

何故こんなことしたんだろうと自己嫌悪に陥ります。

しょうがないんです。もう一人の自分の方が喧嘩が強いんだから。

 

もう一人の自分とはセルフイメージ。

 

このセルフイメージを変える事が出来れば、

結果はイヤでも変わります。

セルフイメージが全てのカギなのです。

 

 

トレードは考え方！

考え方が変わればトレードは変わります＾＾

 

 

 

確率で考えるトレーニングとは？

確率で考えるクセとは、大数の法則を知ること。

そのための簡単で強力なトレーニングを紹介します。

（前回記事の続きです）

大数の法則を、腹の底から理解するのに

必要なものは、サイコロだけです＾＾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

サイコロの「１」が出る確率は６分の１。

「３」も「６」も出る確率は６分の１です。

６分の１、つまり16.7％の確率。

頭では、誰もが分かる簡単なことですが

実際サイコロを１００回振ってみると

１６，７回出るはずの「１」が

２０回以上出たり、１０回も出なかったりします。

 

これはトレードに置き換えると

予想外の連敗や連勝を意味します。

 

しかし面白いことに２００回、３００回と続けると

限りなく１６，７回に近づくのです。

回数が多ければ多いほど、大数の法則が作用し

確率の数字が信憑性を増してきます。

 

下の表は、僕が実際にサイコロを1,000回振った記録ですが

１００回ごとに１から６の出た回数を記録し

最後に、その合計回数が記してあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

１００回毎ではバラバラの数字が

1,000回繰り返してみると

最終的に６分の１（約１６７回）に収束しています。

大体５００回振ると、この数字になるんです。

 

そして、ここからが重要なんですが

この結果が出るまで、「１」が５回連続で出たり

ずっと出なかったりすることもあるんです。

 

トレードに置き換えると

ルール通りやっているのに５連敗

というのもあるという事ですね。

 

ここで別の手法に移ったりすると

一からやり直しということになるんです。

検証して統計に基づいた手法ならば

連敗しても慌てることはないのです。

資金配分が大切なのは、ここに通じるのです。

資金管理とは連敗に耐えられる資金配分をする事なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去チャート検証が大事とか

資金管理が大事だとか

ルールを守る事が大事だとか

 

全て確率論的思考からきているのです。

 

ただサイコロを振るだけで・・

ルールを守る重要性が理解できます。

これは、実際にやって体感してください。

 

腹の底に落とし込んだ時、

あなたのトレードは変わりますからね＾＾

 

 

トレードは考え方！

考え方が変わればトレードは変わります＾＾