2016年6月6日

あたまじゃわかっているんだが


久々に見ました。これ。


相田みつをさんの作品は、根本に禅の思想があるのか


奥深いものが多いですよね。



















これはトレーダーとして激しく共感できます^^

分かっちゃいるけど、やってしまう。

もう一人の自分が勝手に動く。

どうしてもエントリーしてしまう。

連敗すると回数が多くなる。

 

トレーダーあるある。

 

なぜ、こんな事をしてしまうのか・・・

 

人(動物)というのは本能的に変化を嫌い、

生きるために現状維持をしようとする。

暑ければ汗をかき、体温を下げるように

ホメオスタシスという現状維持機能が

身体を元の状態に戻すよう働くらしい。

 

そしてこれはトレーダーにも当てはまってしまう。

 

相場を勉強していく過程で、誰しもが必ず

長く勝てない期間を経験するが、資金管理ができていれば

かなりの確率で生き残る事が出来る。

スキルを身につけていく段階でも、負けトレードは必ず経験し

何が正しいのか分からなくなる時期もあるし

上手く積み上げた利益を、感情のコントロールに失敗し

全て吐き出す経験もする。

 

それでも生き残り、少しづつトレーダーとして成長する。

大体ここまでに、5年くらいの歳月を費やす。















ここで皮肉な現象が起こる。

長い期間かけて、トレード技術は確実に向上しているが

それまでに勝ちトレードの何倍も負けトレードを経験する。

それでも資金管理がしっかりしていれば

相場に生き残ることができている。

 

潜在意識の現状維持機能は

生き残っている=そのやり方でOKと認識するので

 

どんなに勝ちトレードを積み上げても

それより少し多い負けトレードをする

という行動パターンを繰り返すために

ホメオスタシスが機能してしまうのだ。

 

今の現状に満足していようが、してなかろうが

今までの行動パターンで現在生き残れているわけだから

潜在意識的には、正しい行動パターンなわけだ。

 

勝てるトレーダーに変化しはじめると

元の状態に戻るよう、潜在意識が働きかける。

今のままが一番安全だと現状維持しようとする。

 

この状態をブレイクするには

意思のチカラでは到底ムリ。

 

効果的な方法は、

長くなったので、また今度書きます。