2015年12月18日

ルールと勝率


勝率とはなにか・・・

 

トレード記録をしっかりつけて

勝率をチェックしている人は多いが

毎回、同じパターンでトレード出来ている人は少ない。

 


 

いくつものパターンでトレードをしかけ

「勝率○○%です」というのは

全くと言っていいほど意味がない。

 

「勝率」というのは

「相場のこの場面でこの様に仕掛けると

100回中、○○回勝てますよ」というもので

他の誰でもなく自分が検証して作る方程式であり

 

10回中、1回でも別のやり方をしたら

その「勝率」の信憑性は薄くなるので

別のやり方をするなら別の「勝率」を出すべきなのです。

 

ルールが固定化されて、初めて勝率の意味が出てくるのであり

固定化されると勝率に大きなブレはなくなるのです。

その時、初めてストレスのないトレードに変わるのです。

 

先月50%あった勝率が、今月は20%になった。

これは明らかに自分自身に問題があり

決めたルール通りやっていない可能性があります。

 

自分の狙うべきポイントがブレてないか

狙うべき場面以外で仕掛けていないか・・・

 

自分のルールと勝率の関係が分かっていれば

連敗しても慌てることはありません。

5,6回連敗したところで同じことを続ければ

大数の法則が元に戻してくれるのです。

 

サイコロで「1」が出る確率は6分の1。

ではサイコロを6回振ったとき1から6が1回づつ出るか?

そんな事はなく「1」が6回連続で出る事もあり得ます。

だけどサイコロの確率は、何度聞かれても

自信をもって6分の1と答えるはずです。

 

自分の勝率をそんな風に答えられるとき

あなたはすでに常勝トレーダーになっているのです。

 

連敗に耐えるのが強いメンタルではなく

狙う場面を絞り、じっと待てることが強いメンタルなのです。

 

手法をあれこれ試すよりも

一つの手法を固定化することが大切です。

 

ペイオフレシオを含めた自分のルールと勝率を

信じ切っている事が、強いメンタルに繋がるのです。

 



トレードは考え方!

考え方が変わればトレードは変わります^^